2014年03月04日
ジョグ天 第1回静岡マラソン-地獄の久能街道折り返し
昨年までほぼ毎年出場していたハーフの駿府マラソンが、富士山世界遺産登録を期して今年からフルの静岡マラソンに変わった。第1回となれば出ないわけにはいかない。千葉から姪の佳代ちゃんも参加してくれるとのことで、それなりに準備して参加した。
雨


スタート前から雨だ。こんな状態で1時間、ただひたすら寒さに耐える。こんなことはよくあることで、まだ足も痛くないし、レースへの期待でわくわくしているのであまり苦にならない。ただ写真撮ったり、ストレッチしたりの楽しみがしにくい。
作戦

体力の衰えと走り込み不足をカバーして、完走するにはどうするか。今回の作戦は「脈拍管理」。呼吸が苦しくなく、ほどほどのスピートが出る脈拍の範囲で走ること、これだけを意識して、時間は忘れて走ることにした。もちろん事前の練習で脈拍とスピードとの相関関係は把握してある。うまくいけばちょうど制限時間(5時間半)あたりでゴールインできるはずだ。これでだめなら関門アウトも救護バスも受け入れる覚悟だ。
地獄の久能街道折り返し
20kmあたりから30km過ぎまでの海岸線は、富士山と駿河湾が見えて、家康さまが見守ってくれて、石垣イチゴ食べ放題の夢のセクションのはずだった。が、実際は嵐のような横殴りの雨、冬の寒さがぶり返して気温が下がり、全身ずぶぬれで死ぬほど寒かった。早々と捨ててしまったビニールカッパが恋しい。アスリートランナーはここで勝負だろうが、関門ファイターはギブアップとの戦いだ。確かにイチゴはふんだんに振舞われたが、あまりの寒さで味がわからなかった。さらに2回繰り返される折り返し。向かい風、追い風、向かい風と変わるが、追い風を楽しんでいる間も次に来る向かい風が見えているだけに心が萎える。ただ、運が良ければ仲間とすれ違いが出来るので、声をかけてもらったりハイタッチしたりで元気をもらえる。佳代ちゃんや何人かの仲間に励ましてもらって、涙が出るほどうれしかった。
最終関門通過!そしてゴール


最終関門の直前では、「あと2分だよ~」の声を聞いて、脈拍作戦を忘れて少し頑張った。(本当はこれは危ないことだったかもしれない。せっかくここまで来て、という欲が出てしまった。)あとは余裕で制限時間を1分も残さず使ってゴールイン。ゴールするのは当たり前、と思っていた頃とは違う喜びが湧いた。
オペランナー佳代ちゃん
オペランナーとは走るオペラ歌手、このブログでも何度かコンサートのご紹介をした中島佳代子さんのことです。
http://ryoukafan.i-ra.jp/e732457.html
http://ryoukafan.i-ra.jp/e712414.html
http://ryoukafan.i-ra.jp/e697640.html
http://ryoukafan.i-ra.jp/e673881.html
実は私の姪です。ウルトラも走るそうです。もちろん声も素晴らしいですよ。今回は彼女が初めて富士に来てくれて一緒に走ることができました。そのうれしさもあって完走できたのかもしれません。
おまけ
苦しい中でもカメラ目線は忘れないパフォーマンス魂。カメラの前ではウィンドブレーカーも前を開けてゼッケンがよく写るような配慮も。



雨


スタート前から雨だ。こんな状態で1時間、ただひたすら寒さに耐える。こんなことはよくあることで、まだ足も痛くないし、レースへの期待でわくわくしているのであまり苦にならない。ただ写真撮ったり、ストレッチしたりの楽しみがしにくい。
作戦

体力の衰えと走り込み不足をカバーして、完走するにはどうするか。今回の作戦は「脈拍管理」。呼吸が苦しくなく、ほどほどのスピートが出る脈拍の範囲で走ること、これだけを意識して、時間は忘れて走ることにした。もちろん事前の練習で脈拍とスピードとの相関関係は把握してある。うまくいけばちょうど制限時間(5時間半)あたりでゴールインできるはずだ。これでだめなら関門アウトも救護バスも受け入れる覚悟だ。
地獄の久能街道折り返し

最終関門通過!そしてゴール


最終関門の直前では、「あと2分だよ~」の声を聞いて、脈拍作戦を忘れて少し頑張った。(本当はこれは危ないことだったかもしれない。せっかくここまで来て、という欲が出てしまった。)あとは余裕で制限時間を1分も残さず使ってゴールイン。ゴールするのは当たり前、と思っていた頃とは違う喜びが湧いた。
オペランナー佳代ちゃん
オペランナーとは走るオペラ歌手、このブログでも何度かコンサートのご紹介をした中島佳代子さんのことです。
http://ryoukafan.i-ra.jp/e732457.html
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実は私の姪です。ウルトラも走るそうです。もちろん声も素晴らしいですよ。今回は彼女が初めて富士に来てくれて一緒に走ることができました。そのうれしさもあって完走できたのかもしれません。
おまけ
苦しい中でもカメラ目線は忘れないパフォーマンス魂。カメラの前ではウィンドブレーカーも前を開けてゼッケンがよく写るような配慮も。


Posted by yukichan at 18:12│Comments(0)
│マラソン